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■まちなかの史跡再発見

まちなかの史跡再発見

今富城跡

　文明年間(1469年～1486年)大村氏16代純伊(すみこれ)は、父純治(すみはる)の死後その跡目を継ぎましたが、有馬勢の攻勢がますます激化するので、さらに備えを固くするため、父が福重に築いた好武(よしたけ)城のすぐ近くで現在の市福重出張所の裏山一体に今富城を築いてここに移りました。
　この城も郡川を前にし、後ろは深田に囲まれた要害の地でした。しかし、激しさを増した有馬勢の侵攻に抗しきれず、文明6年(1474)16代純伊(すみこれ)は中岳の合戦に敗北し、以後6年間、有馬氏の領有となりました。以後、折尾瀬(佐世保市内)、佐々(北松浦郡内)加々良島(佐賀県内)へと逃れましたが、6年後旧領地を取り返すことができました。

大村氏入部と戦乱の絵巻

寺島

本陣跡

菅無田古戦場の跡

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