ほかにも、色とりどりの海石を漆喰で固めた大村地方独特の「五色塀(ごしきべい)」が小路のところどころに残っています。これらの武家屋敷街は今も生活の中に生きています。
また、大村藩は幕府の意向に添うよう、キリスト教から仏教(日蓮宗)に改宗し、大村家の菩提寺として 本経寺 を建立しました。
境内の大村家墓所は6mを超える五輪塔、笠塔婆、石霊屋、宝塔、角塔など様々な様式が群立し、その壮大さ、石工技術の精巧さは見事なものです。これは、キリスト教禁教の姿勢を形に表したものと考えられています。
なお、 本経寺 から 三城城 にかけて城下町が形成され、当時の面影が通りに残っています。 |